わたしの家では風呂掃除を全然してなかったので石鹸カスが普通に洗っても落ちない金属石鹸に変わっていました。スポンジでこすっても全く金属石鹸が落ちないので今回「リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用」を購入して使ってみました。
基本情報
「リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用」はリンレイが発売する風呂掃除用の洗剤になります。
湯垢・水垢・石鹸カスを強力に分解できる理由は溶剤が含まれているため。界面活性剤のほかに金属封鎖剤も含まれているので石鹸カスを分解する。(溶剤が含まれているので、風呂掃除を行うときはゴム手袋と保護メガネが必須になります。)
容量が700mlと大容量。これ一本で浴槽・風呂ふた・床・壁などのバス汚れを掃除できる。
主な特徴
・溶剤が含まれているため蓄積した石鹸カスを溶かして落とすことができる
・金属封鎖剤が含まれているため、石鹸カスを分解して落とすことができる
製品詳細
品名 | 浴室用合成洗剤 |
---|---|
正味量 | 700ml |
液性 | 弱アルカリ性 |
成分 | 界面活性剤(2.8% アルキルグルコシド) 溶剤 金属封鎖剤 除菌剤 |
使用量の目安 | 1㎡あたり約12噴射 |
価格
私が買ったときは972円でした。価格は1000円弱と一般的な風呂用の洗剤と比べるとちょっと値段が高いが容量が700mlあるのでそこそこ持ちはいいと思われます。容器もでかいです。ただ毎日使っているとすぐになくなりそうです。
リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用を使ってみてどうだった?
浴室にこびりついている石鹸カス(金属石鹸)をおとすために実際にリンレイ ウルトラハードクリーナーを使用してみた結果をご紹介します。
金属石鹸は確かに落ちるが擦らないと落ちない
わたしが実際に使ってみた結果、たしかに金属石鹸は落ちましたが洗剤をふきかけるだけで金属石鹸が落ちることはありませんでした。イメージとしてはウルトラハードクリーナーを吹きかけたあと金属石鹸が溶けたところをスポンジで擦って(こすって)落とす感じになります。というか、使ってみた感じ実際そうです。
スポンジは何を使ったかというと、私の場合はスポンジではなくSK11のナイロンタワシを使いました。
ナイロンタワシで擦ると風呂の壁に傷がつくのでは?と思われるかもしれませんが、少なくとも目に見えるような傷はつきませんでした。ちなみに壁はタイル系ではなく樹脂系の素材が使われた壁です。
液がしっかり掛った箇所でないと落ちない
リンレイ ウルトラハードクリーナーは1噴射で結構な量の泡まじりの液体が出るのですが、しっかりと液が掛かった箇所でないと擦っても落ちない印象でした。液が掛かった中心ではなく外側のほうの泡のようになっている部分をナイロンたわしで磨いても金属石鹸はなかなか落ちません。その原液がしっかりと掛かっていない箇所に関しては、頑張って何回も磨いているとやっと金属石鹸が落ちるような感じでした。そのため確実に金属石鹸を落としたい場合は洗剤の原液、つまり溶剤がしっかりと掛かった場所でないと汚れが落ちませんでした。
つけ置きするとほとんどの金属石鹸が落ちる
リンレイウルトラハードクリーナー バス用を使って確実に金属石鹸を落としたい場合はつけ置きします。そこでつけ置きする方法を説明します。
まず1㎡あたり12噴射なのでそのくらいの量を浴槽に吹きかけます。次に洗剤を吹きかけた場所だけでなく、その周りも全体的にナイロンタワシで何回か擦ります。このとき擦らずにつけ置きしても金属石鹸は落ちてくれないので、1分間くらい全体的に擦るとよいです。次につけ置きの方法ですが、養生シートがあればよいですが、たぶん一般家庭に養生シートがあることは稀だと思うので、ゴミ袋かラップを使用します。わたしの場合はゴミ袋を使用しました。ゴミ袋を洗剤を掛けて磨いた浴槽や浴槽の壁にピタっとはりつけて、そのまま30分間放置します。ゴミ袋は壁が洗剤で濡れていれば表面張力で張り付くはずです。
30分間放置したあとゴミ袋かラップをはずしたて、また全体的に1分間くらい磨いたら、水を流して終りです。この工程を行うと金属石鹸がほぼ落ちました。
ゴミ袋をつけ置きに使う場合は普通のゴミ捨ての用途として再利用しますので、袋についた洗剤を流す必要があります。つけ置きで使い終わったゴミ袋は洗剤の原液がついていて危険なので水をいれたバケツにひたして洗剤を落としたあと、どこかに引っ掛けて自然乾燥させておきます。こうすることで普通のゴミ袋として使えるようになるでしょう。
蓄積したカビは落ちない
カビに関しては石鹸カスのようなミネラル系の汚れではないため、「リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用」のようなアルカリ性の洗剤を使ってもカビは落ちません。壁の表面についているような薄いカビは擦れば落ちますが隙間に蓄積しているカビに関してはウルトラハードクリーナーを使っても落ちることはありませんでした。
蓄積したカビを落とすには別途カビキラーなど生物汚れを落とす洗剤とブラシが必要になります。
まとめ
「リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用」は擦らないと金属石鹸は落ちませんが、擦れば確かに金属石鹸を落とせました。つけ置きするとほとんどの金属石鹸が落ちたのはGOODでした。ただちょっと値段が高めなのがデメリットかと思いますが、定期的に風呂掃除をしている家庭の場合は、汚れもそれほど蓄積してないはずですので、ウルトラハードクリーナーをちょっとだけ吹きかけて磨けばコスパもそこまで悪くはないのかなと思いました。この洗剤のいいところは食器洗剤のようにスポンジに含ませると泡が発生することです。そのため汚れがひどくない場合は、少量だけ吹きかけてスポンジで泡を全体に広げるような感じで磨けば使用量も抑えられ、それだけで汚れも落ちると思います。
「リンレイ ウルトラハードクリーナー バス用」には溶剤が含まれているので、風呂掃除で使うときはゴム手袋と保護メガネを着用されてください。使わない場合は手が確実に荒れます。目に関しては特に危険ですので、もし目に入った場合は水で15分以上、目の奥まで洗い流すこと(洗剤の揮発でも目に違和感を覚えるくらいです)注意書きにも書いてあります。
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